防火対策
2016/09/19
出火・延焼を防ぐ防火対策の重要性
出火を阻止し、延焼を食い止めることが重要です。そのために、住宅用消火器や住宅用火災警報器、漏電遮断器、感震ブレーカーなどの設置をあわせて行うことが効果的とされています。また避難する際にはガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを落としてください。
住宅用消火器
小型で軽量のため、女性や高齢者でも簡単に使えます。消火薬剤が強化液の物と粉末の物と2種類あり、さらに手軽なエアゾール式簡易消火器もあります。タイプによって使用期限が異なるため、それに従って、取り替えてください。使うときのことを考えて、キッチンの近く、廊下や玄関の隅など取り出しやすい場所に置いてください。
住宅用火災警報器
寝室や台所などの天井に設置し、火災により発生する煙や熱を感知し、音や声の警報を発して火災の発生を知らせ、逃げ遅れを防ぎます。いざというときに警報器がきちんと動くように、電池切れに注意し、定期的に点検ボタンを押して、作動確認をしてください。
漏電遮断器
漏電などで異常電流が流れると、約 0.1秒で自動的に電気が切れる装置です。分電盤に取り付けられていて、家の中のどこかで漏電すると、家中の電気を止めます。既に漏電遮断器が設置されているかどうか確認し、まだの場合は設置してください。
感震ブレーカーなど
地震による強い揺れを感知して電気を遮断する機器です。漏電遮断器や消火器の備え付けなどとあわせて行うことが、電気火災の発生抑制効果を高めるとされています。「コンセントタイプ」、「分電盤タイプ」、「簡易タイプ」などの種類があり、停電時の照明確保や維持管理など、使用上の留意点もさまざまです。