野口英世の母と姉の名前は
福島県で生まれ、1歳半の時、囲炉裏に落ち左手に大火傷を負いました。後の努力によって医者となり細菌学者となり細菌やウィルスを発見しました。ノーベル賞候補にもなりました。伝記も多数出版されています。
1000円札としても有名です。
1000円札の肖像画は偽造防止を基準に選んでいるようですが、髪型、ひげあたりが評価されたのかもしれません。
野口英世は発明王エジソンと友達だったようです。エジソンが野口英世に残したメッセージは、
「成功しない人がいたとしたら、それは考えることと、努力すること、この二つをやらないからではないだろうか」
さて、野口英世の母の名前は
「シカ」
姉の名前は
「イヌ」
です。
野口英世の本名は「清作」でした。
22歳の時に読んだ坪内逍遥の小説「当世書生気質」の中で、弁舌を弄し借金を重ねつつ自堕落な生活を送る登場人物「野々口精作」が「野口清作」の名前によく似ていて、また彼自身も借金を繰り返して遊郭などに出入りする悪癖があったことから強い衝撃を受け、そのモデルであると邪推される可能性を懸念し改名を決意します。
猪苗代高等小学校時代の恩師小林栄に相談した結果、世にすぐれるという意味の新しい名前「英世」を恩師小林から与えられました。
本来、戸籍名の変更は法的に困難でありました。そこで野口清作（当時）は別の集落に住んでいた清作という名前の人物に頼み込んで、自分の生家の近所にあった別の野口家へ養子に入ってもらい、第二の野口清作を意図的に作り出します。「同一集落に野口清作という名前の人間が二人居るのは紛らわしい」と主張するという手段により、戸籍名を改名することに成功しました。
英世は策士だったんですね。