雪を溶かす裏技

色々調べた結果木炭を使うのがよいかなと。
雪を溶かすには、２０℃の水を沸騰させる（１００℃にする）のと同じカロリーが必要です。一方、木炭の発熱量は 1g当たり約 7Ｋカロリーです。
したがって、理論上、雪を１Ｋｇ溶かすのに、木炭約１２ｇが必要です。実際には熱伝導ロスがありますので、２０ｇは必要と考えます。１０Ｋｇの炭で５００Ｋｇ程度の雪を解かせます。時間は、かなりうまくいっても１時間ぐらいかかるでしょう。ただし炭の温度が下がらないようにしたり、いろいろ工夫する必要があります。
おそらく実用性からいって、あまり現実的ではないと思います。除雪が目的なら、溶かすエネルギーより、運んで捨てるのに使うエネルギーの方が小さいかどうか一考の余地があります。

ただ、燃やした炭の重さの５０倍の雪を溶かせることは意外な事実で、計算が１桁間違っていないか確かめたほどです。炭素の燃焼エネルギーは侮りがたいものですね。

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